事故で腰痛になった場合の通院先は?症例別での選び方を紹介

交通事故で腰痛になったとき、整形外科と整骨院(接骨院)のどちらに通院すればよいのか、お悩みがあるのではないでしょうか? この記事では、それぞれの違いや腰痛の症状別におすすめの通院先などを紹介しています。交通事故で腰痛になり疑問や不安がある方は、ぜひご覧ください。

目次

  1. 整形外科と整骨院(接骨院)の違いは?
  2. 症状別の通院先の選び方
  3. 腰痛で整形外科と整骨院(接骨院)の併用はできる?
  4. 交通事故で腰痛になったときの治療の流れ
  5. 腰痛で通院先に悩んだら相談しよう

「交通事故で腰痛になったけどどこに通院したらいい?」

「腰痛は整形外科と整骨院のどっちに行った方がいいの?」

交通事故で腰痛になったとき、整形外科と整骨院のどちらに通院したらよいのか、わからないことも多いのではないでしょうか。

本記事では、腰痛で整形外科と整骨院(接骨院)のどちらに通院すればよいのか、治療の流れなどについて紹介しています。

事故で負った腰痛の治療にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

整形外科と整骨院(接骨院)の違いは?

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交通事故で腰痛になってしまったら、整形外科や整骨院(接骨院)に通うことができますが、どちらに通えばよいのか、わからないということもあるのではないでしょうか。

そこで、まずは整形外科と整骨院(接骨院)の違いについて紹介していきます。整形外科と整骨院(接骨院)の違いを知り、どちらに通院すべきなのか、知っておきましょう。

整形外科とは

jarmoluk

整形外科では、レントゲンやCT、MRIなどの画像検査やスパーリングテスト、ジャクソンテストといった神経学的検査を受けられ、症状や状態に見合った適切な治療を受けることができます。

治療では、注射、投薬、手術などの医療行為が行われます。これらは、整骨院などでは受けられませんので、交通事故の治療では、まず初めに病院を受診することが大切です。

また、交通事故の手続きで必要な診断書などの書類を作成できるのも医師のみです。

診断書は、交通事故の賠償金を請求するときに必要なため、必ず病院を受診しましょう。

出典・参照:交通事故で整骨院に通院する際の注意点|整形外科との違いは? | アトム法律事務所弁護士法人

整骨院(接骨院)とは

Ryutaro Tsukata Pexels

整骨院や接骨院では、柔道整復師によるさまざまな施術を受けられます。

具体的には、電気療養、温熱療養、マッサージなど、症状に合わせた施術を受けられます。

ただし、整骨院などでは診断書を作成することができませんので、注意する必要があります。

出典・参照:接骨院・整骨院・整体院の違いとは?|ハートメディカルグループ

弁護士 大橋史典
交通事故の治療では、まず最初に病院を受診しましょう。事故直後や数日以内に病院を受診していないと、怪我を負った被害者はいなかったと判断されてしまい、人身事故の扱いにならなくなってしまいます。

人身事故の扱いではない場合は、物損事故として処理されてしまい、治療費などの人的損害を請求できなくなってしまうため、注意しましょう。

症状別の通院先の選び方

腰痛を治すためには、整形外科と整骨院のどちらに通うべきなのでしょうか。

ここからは、整形外科と整骨院(接骨院)、どちらがおすすめなのか、腰痛の症状別に紹介していきます。

筋肉の損傷が原因の腰痛

Karolina Grabowska Pexels

腰回りの筋肉の損傷が原因の腰痛である場合は、最初に病院を受診して状態を診てもらい、その後、整骨院などでの施術を受けることもできます。

どんな症状であっても、事故に遭ったらまずは病院を受診しましょう。検査の結果、筋肉の損傷と診断され、症状が慢性化してから、整骨院などへの通院を検討するとよいでしょう。

出典・参照:【腰痛が治らない!】整形外科で腰痛が治らない理由と正しい病院・整骨院の選び方|小石川整骨院

足の痺れがある腰痛の場合

Güel - Centro de Wellness Murcia

痺れがある場合は、神経を損傷している可能性があります。

そのため、まずは整形外科で治療を受けることが大切です。

足に痺れがある場合は、レントゲンなどを受けて、背骨や椎間関節などを診てもらうとよいでしょう。これらの骨がズレることで、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などになり、下肢にしびれや痛みといった症状を引き起こすためです。

なお、整形外科を受診し、急性期(事故日から約1ヶ月程度)が過ぎたら、整骨院などでも施術を受けることができます。

出典・参照:腰痛・足の痺れ症状|ほしの整形外科クリニック

骨に異常を感じる腰痛の場合

Gustavo Fring Pexels

骨に違和感を感じる、動かしにくいなどの場合は、整形外科を受診しましょう。

その場合は、レントゲンで患部を撮影してもらい、状態を調べてもらいましょう。

骨にひびが入っている場合には、ギプスや添え木などを使って患部を固定し、安静にすることでしょう。

また、骨折している場合には、固定のほか、手術を受けることもあります。医師の診断に従って、通院することが大切です。

出典・参照:【腰痛が治らない!】整形外科で腰痛が治らない理由と正しい病院・整骨院の選び方|小石川整骨院

病院で異常がないと診断されている腰痛の場合

benjaminwedemeyer Unsplash

病院で、レントゲンやMRIなどの検査を受けても、症状の原因を識別できない場合があります。それでも、自覚症状があることがありますので、治療や施術を受けることが大切です。

この場合、突然強い痛みなどが現れる可能性がありますので、整形外科へ定期的に通院しましょう。

症状をよく観察しながら定期的に通院しましょう。

出典・参照:【腰痛が治らない!】整形外科で腰痛が治らない理由と正しい病院・整骨院の選び方 | 小石川整骨院

弁護士 大橋史典
整形外科と整骨院などでは、受けられる治療や施術が異なります。事故後、腰に違和感があったら、最初に整形外科へ通院しましょう。

整形外科では、MRIなどの画像検査を受けることができ、正確な状態を診断してもらうことができます。正確な症状や状態を把握しないで整骨院などに通院しても、誤った施術を受けてしまい、症状が悪化してしまう可能性がありますので、注意しましょう。

腰痛で整形外科と整骨院(接骨院)の併用はできる?

交通事故で負った怪我を治すために、整形外科と整骨院を併用することができます。

ただし、整骨院などへの通院を希望する際には、まずは医師に相談してください。

その後、医師の確認が得られれば、整骨院などでの施術も、治療の一環と扱われ、整骨院などにかかる施術費を、加害者の保険会社から支払ってもらえます。

弁護士 大橋史典
整骨院や接骨院、鍼灸院などに通いたい場合は、最初に整形外科を受診してください。その後、担当医に整骨院などに通院したい旨を伝え、医師の確認を得るようにしてください。

その後、加害者の保険会社に整骨院などに通院する旨を伝えてください。被害者が整骨院に通うことが把握できるため、施術費の支払いなど、スムーズに対応してくれるでしょう。

交通事故で腰痛になったときの治療の流れ

交通事故で腰痛になった場合は、最初に整形外科を受診してください。

整形外科を受診して、状態を診察するための検査や、適切な治療を受けましょう。そして、検査結果や症状の詳細などをまとめた診断書を作成してもらいましょう。

その後、状況に応じて整骨院などに通院することもできます。その場合は、医師に確認するようにしましょう。

出典・参照:腰痛の治療|木村クリニック 整形外科

腰痛で通院先に悩んだら相談しよう

Yan Krukau Pexels

交通事故で腰痛になった場合の通院先について解説してきました。

腰痛でも、整形外科と整骨院(接骨院)の双方に通院することができますが、整骨院などに通院する際には、最初に病院を受診し、医師に整骨院などに通院してもよいか相談するようにしましょう。

この記事のライター

ドクター交通事故運営

交通事故の痛みの緩和に最適な通院先をご紹介!業界最高水準の通院サポートをご提供します。

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