事故車の定義とは?見分け方と買取業者に売却する際の注意点も解説!

事故車の定義や該当する修理箇所などを、まとめています。中古車販売店で車を購入する際の、事故車の見分け方も紹介!また、買取業者に売却する際の注意点も解説します。売却において重要な瑕疵担保責任についても説明するため、参考にしてください。

目次

  1. 事故車の定義や見分け方を知る
  2. 事故車とは?
  3. 事故車の見分け方
  4. 事故車を買取業者に売却する際の注意点
  5. 事故車扱いになる基準を正しく理解しよう

事故車の定義や見分け方を知る

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事故車はどのような車のことを指すのか、正しく認識していない人も多いでしょう。本記事では、事故車の定義や見分け方について、徹底解説します。

修理箇所によって、事故車になるケースとならないケースをまとめています。事故車の売却をスムーズにするための注意点も説明します。ぜひチェックしてみてください。

事故車とは?

事故車の定義

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事故車といえば、事故に遭った車のことをイメージする人も多いでしょう。しかし、事故車の定義は、事故に遭った車ではなく、修復歴のある車のことです。

ただし、修理した車の全てが、事故車と判断される訳ではありません。どの部分を修理するかによって、事故車かどうかが決まります。

一般的に自動車業界では、修復歴のある車を、修復歴車と呼んでいます。中古車を購入する際に、修復歴車と表記されていたら、その車は事故車であると認識してください。

修復歴の有無が事故車を定義します。修復歴が一度でもあると、事故車として扱われます。自動車業界では、修復歴がある車のことを修復歴車と呼ぶのが一般的です。

出典: www.nextage.jp

出典:修復歴の考え方(日本自動車査定協会)

事故車扱いになるケース

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  1. フロア
  2. トランクフロア
  3. フレーム
  4. ルーフパネル
  5. ダッシュパネル
  6. インサイドパネル
  7. ピラー
  8. クロスメンバー
  9. ラジエーターコアサポート

上記の9箇所のうち1箇所でも修理をした場合は、事故車とみなされます。具体的にいうと、これらは車の骨格部分になり、安全性を重視される部位です。また、修理をしなくても損傷が1箇所でも見つかれば、事故車として登録されます。

事故車の判定基準には、事故の大きさは関係ありません。車の骨格部分に、ダメージがあるかないかが、ポイントになります。

事故車扱いにならないケース

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  1. フロントフェンダー
  2. フロントバンパー
  3. ロアスカート
  4. リアバンパー
  5. ボンネット
  6. リアフェンダー
  7. サイドシルパネル
  8. トランクリッド
  9. ドア

事故による修理箇所が上記の場合、事故車とはみなされません。これらは車の骨格部位に、該当しないからです。

例えば、ボンネットが破損をして修理をした場合、例え交通事故が原因でも、事故車にはなりません。そのため、しっかりと修理を完了すれば、査定に影響を及ぼすことはないでしょう。

事故車のデメリット

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事故車には、いくつかのデメリットがあります。破損箇所の修理を、きちんと完了し問題がなくても、縁起が悪いというイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、それだけではありません。

きちんと修理をしても、元の状態と全く同じように、戻せない場合があります。そのため、車を走行させると、若干の狂いが見られる可能性も出てきます。販売店で事故車を購入する前に、必ず試乗をして走行の具合を確認してください。

事故車の見分け方

見分け方①板金の隙間をチェックする

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中古車販売店で車を購入するときに、事故車を避けたい場合は、見分け方を知っておくと良いです。

まずは、事故車の外部パーツの隙間に注目してください。パーツ間に不自然な隙間がある場合は、事故車の可能性が高いです。車に違和感を感じたら、販売店のスタッフに尋ねてみるか、購入を見直しましょう。

見分け方②中古車検索サイトを活用する

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中古車検索サイトを活用する事故車の見分け方も、有効的です。多くの中古車検索サイトには「修復歴なし」というチェック項目を設けています。そこにチェックを入れて検索すれば、修復歴なしの車が見つかります。

サイトによっては、修復歴なしのチェック項目を設けてないこともあるため、検索前に確認してください。

見分け方③販売店側に確認する

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中古車販売店の質はさまざまです。きちんと修復車と表記している店もあれば、修理したことを隠す店も若干あるようです。

まずは、信頼できる販売店を選ぶことも、ポイントになります。また、疑問に感じたことなどは、念入りに店員に質問してください。疑わしい車は購入しない方が、後々起こりうるトラブルを、回避できるでしょう。

事故車を買取業者に売却する際の注意点

注意点①通常の車と比べて売却費が安くなる

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通常の車に比べて、事故車は売却費が安いです。例え車の状態が良く人気の車種であっても、事故車であれば、売却費と購入費ともに安くなります。修理を完了し走行に問題がないとしても、事故車というだけで、減額の対象にされます。

また、古い上に事故車であれば、買取さえしてもらえず、廃車になるケースもあるようです。その点も念頭に置いておく必要があります。

注意点②瑕疵担保責任がある

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買取業者に売却する場合は、必ず事故車であることを伝えてください。隠ぺいして売却すると、売り手側に責任を課せられることが、法律で決められています。これを瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)というため覚えておきましょう。


後に事故車であることが発覚すると、契約をキャンセルされたり、減額を請求されることがあります。また、場合によっては、損害賠償を請求される可能性もあります。隠ぺいしたことで、結果的に大きなトラブルになるため、事故車であることを正確に伝えましょう。

出典:瑕疵担保責任(シティユーワ法律事務所)

注意点③修理のレベルによって査定額が変わる

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先述したように、事故車は買取のときに、減額されるのが一般的です。普通の車の売却費よりも、30~40万円は安くなると、認識しておいた方が良いでしょう。どのくらい減額されるかは、修理のレベルによって異なります。

買取業者によっては、事故車という理由で、不当に安い額を掲示してくることがあります。1つの買取店だけでなく、いくつかのお店と比較して、検討すると良いです。

事故車扱いになる基準を正しく理解しよう

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事故車の定義は、骨格部分を修理または交換をした車です。また、事故を起こした車だけが、事故車であるとは限りません。例えば、自然災害などが原因で、骨格部分を修理した場合も、事故車の対象となります。

中古車販売店で車を購入するときは、事故車の見分け方も活用してください。販売店では、事故車のことを修復歴車と表記されていることも、ポイントです。また、事故車を売却する場合は、瑕疵担保責任があることも、忘れないようにしましょう。 


この記事のライター

宮内直美

最新の情報や疑問に思ったことなど、調べることが好きなフリーライターです。交通事故の防止や対処法に役立つ情報を収集して、分かりやすく執筆します。

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