代車で事故を起こした時の修理代は誰が払う?注意点も詳しく解説!

代車で事故を起こした時の修理代は誰が支払うのか、詳しく解説します。事故を起こした代車の修理代を、保険の特約でカバーする対処法も紹介します。ディーラーに代車を借りる時の、費用相場や注意点もまとめているため、参考にしてください。

代車で事故を起こした時の修理代は誰が払う?注意点も詳しく解説!

目次

  1. 代車で事故を起こした場合の修理代について詳しく解説!
  2. 代車を借りられるケースと必要な費用
  3. 代車で事故を起こした時の対処法
  4. 代車で事故を起こしても修理代を請求されないケース
  5. 代車を借りる時の注意点
  6. 代車で事故を起こした場合は保険でカバーしなければならない

代車で事故を起こした場合の修理代について詳しく解説!

駐車場で衝突事故を起こした車
wanderingone

車検や事故で、代車を借りたことがある人も多いでしょう。代車は自分が所有する車ではないため、事故を起こした際の対応も異なります。

本記事では、代車で交通事故を起こした場合の修理代について、詳しく解説します。交通事故を起こしても修理代が請求されないケースや、必要な費用の相場もまとめているため、参考にしてください。

代車を借りられるケースと必要な費用

代車を借りられるケースと借りられないケース、必要な費用の相場を解説します。どのような時に代車を借りられるのか、確認しておきましょう。

ケース①車検を受ける時

車検を受ける様子

車検を受けるときに、代車を借りる人は多いでしょう。車検は数日間かけて車を点検するため、終了までの期間は、代車が必要です。貸し出される車の車種は、ディーラーや業者によって異なります。

あえて新車を貸し出し、購買意欲を高めるディーラーも少なくありません。新車の購入を検討している場合や、気になる車種がある場合は、あらかじめ伝えておくと良いです。そうすると、代車として借りられる可能性があります。

ケース②事故や故障した時

交通事故の現場検証する警官
Darya Sannikova Pexels

事故や故障した時も修理が終わるまで、整備工場に預ける必要があるため、代車を利用することが一般的です。事故で整備工場に修理を依頼する際は、保険会社が手配を行います。

事故や故障など突発的なトラブルの際の代車は、車種を指定できないことがほとんどです。代車が借りられる期間は、30日が上限とされています。しかし、フレームの歪みを修理する時は、1か月以上かかります。30日以上期間が延びる場合は、自身でレンタカーを手配しなければなりません。

代車を借りる時に必要な費用の相場

車の修理費用のお金を数えている人
Karolina Grabowska Pexels

代車を借りる時に必要な費用の相場は、ディーラーなどの販売店によって異なります。車検の場合は、基本的に無料で貸し出すことが多いです。ガソリンスタンドなどで車検を受ける場合は、代車が借りられないケースもあるため、注意してください。

事故や故障で車を借りる場合、早急に車の手配をする必要があるため、有料となるケースも少なくありません。車種によって必要な費用は異なりますが、1日あたり5,000~10,000円が相場です

また、利用した際のガソリン代は、全額利用者が負担します。短距離の利用であれば、ガソリン代もディーラーが負担してくれるケースも多いです。

代車が借りられない場合もある

車のハンドル
Mikes-Photography

車検の時期など予約が遅れると、代車を借りられない可能性が出てきます。また、1か月以上の貸し出しは、ディーラーから断られることもあるため、注意が必要です。車検などで車を借りたい場合は、なるべく早く予約をしておきましょう。

1か月以上代車が必要な場合は、レンタカーを利用してください。しかし、代車と比較すると、レンタカーの費用相場は高めであることも、認識しておきましょう。

代車で事故を起こした時の対処法

対処法①代車にかけられた保険でカバーする

保険料について相談する

事故を起こしてしまった場合、代車にかけられた保険でカバーします。代車にかけられた保険は、さまざまです。26歳未満は保険が適用されないといった、年齢制限がかけられているケースもあります

代車の車両保険への加入は、義務づけられていません。そのため、すべての代車が、保険に加入しているわけではありません。代車が保険に加入していない場合は、自身の加入している保険で修理を行います。

対処法②加入している保険の他車運転特約を使う

高速道路の運転
BONGURI

代車が車両保険に加入していない場合、自身が加入している任意保険を利用して修理を行います。加入している任意保険に、他車運転特約が付帯されている場合、代車で事故を起こしたときも保険適用されます

他車運転特約とは、他人の車で事故を起こして賠償責任が発生した場合、任意保険から支払いを受けられる特約です。代車を利用する前に、他車運転特約が付帯されているか確認しておきましょう。

借りたお車を運転中に事故を起こしてしまった場合に、借りたお車にかけている自動車保険ではなく、ご自身の自動車保険を使って保険金が支払われる特約です。
借りたお車自体の車両損害についても、運転者自身が契約中の自動車保険に車両保険がセットされている場合など、一定の条件を満たせば、ご自分の自動車保険から優先して保険金をお支払いすることができます。

出典: www.ins-saison.co.jp

代車で事故を起こしても修理代を請求されないケース

ケース①代車が古い場合

スクラップ場で山積みになった廃車
music4life

下取りした価値の低い車を、代車として用意しているディーラーもあります。車体に多くの傷がついている場合や、価値の低い古い車の場合は、修理代を請求されないことが多いです

また、次の車検で廃車予定の車で事故を起こした場合も、修理代は必要ないと言われる可能性があります。

しかし、走行できないほどの傷やへこみが生じた場合は、修理代を請求される可能性が高いです。修理代が請求されないのは、小さい傷や軽度のへこみがほとんどです。

ケース②事故の過失が0の場合

交通事故の衝撃でひっくり返っている赤い車
valtercirillo

巻き込み事故などの、事故の過失が0の場合は修理代を支払う必要はありません。過失が0の場合は、事故を起こした加害者側の保険で代車を修理します

しかし、当て逃げにあった場合は、注意が必要です。相手が現場から立ち去ってしまった場合は、代車の修理代を全額支払わなければなりません。当て逃げされたときは、警察やディーラーに今後の対応を相談しましょう。

ケース③ディーラーと親しい場合

ディーラーでバックカメラを取り付ける様子

普段から車検やメンテナンスで利用している場合、代車の修理代を請求されないケースがあります。修理代を請求することで、ディーラーとの関係が途切れるケースも少なくありません。

今後メンテナンスや車検で、利用してもらえなくなることを考えて、修理代を負担するディーラーも多いです。何かあった際に、親身になって相談に応じてくれることもあるため、日頃からディーラーと良好な関係を築いておきましょう。

代車を借りる時の注意点

注意点①代車に自動車保険がかけられているかを確認する

保険証書の内容確認
congerdesign

代車にかけられている自動車保険の内容は、店舗によって異なります。代車の場合は最小限の保証範囲の保険が多く、事故の修理代を、すべてカバーできないケースも少なくありません

代車を借りる際は、自動車保険の内容を確認しておきましょう。また、代車が保険に未加入の場合は、自身の任意保険に他車運転特約が付帯されているかも、確認する必要があります。

注意点②1日自動車保険が対象外の場合がある

書類に記入をしている保険会社の男性
advogadoaguilar

他人の車を運転する際、1日自動車保険を契約する人も多いでしょう。しかし、保険会社によっては、法人が所有する代車の運転を、保険の対象外としている場合があります

また、1日自動車保険は、利用の8日前に契約するといった条件も多いです。1日自動車保険を利用する際は、保険の内容をチェックしておきましょう。

注意点③返却時に傷やへこみがないかを確認する

交通事故で損傷した車
652234

自分の過失ではない傷やへこみの修理代を、請求されるケースもあります。そのため、車の返却時に、傷やへこみがないか細かく確認してください。

車を借りる際も傷やへこみがないか、スタッフと一緒に確認しておくことで、トラブルを避けられます

返却時には、使用したガソリンを補充しておきましょう。利用時にガソリンが満タンになっているとは限らないため、使用した量を把握しておくと良いです。また、最低限の掃除を行ってから、車を返却しましょう。

注意点④事故や違反した時はすぐに報告する

電話をかける男性の後ろ姿
hazardos Unsplash

事故や違反をした時は、すぐに貸主であるディーラーに報告しましょう。交通違反を起こすと、車の所有者に反則金の納付書が送付されます。しかし、交通違反をした人が、反則金を支払わなければなりません

また、交通事故を起こした際は、ディーラーだけでなく、警察に連絡してください。ディーラーには、車の状況などを伝えておくと良いです。

代車で事故を起こした場合は保険でカバーしなければならない

交通事故を起こした2台の車
Pixel-mixer

事故を起こした場合、代車が加入している保険または自分が加入している保険で、修理代をカバーしなければなりません。

代車にかけられている保険の内容は、店舗によって異なるため、事前の確認が大切です。また、レンタル代の相場は、車種によってさまざまです。返却時にディーラーとトラブルにならないように、レンタル時の車の状態も確認しておきましょう。

M.U

この記事のライター

M.U

システムエンジニアの経験もあり、パソコンやプログラミングも興味がある、主婦ライターです。 休日は子どもとお出かけをしたり、料理や工作をして楽しんでいます。 さまざまな知識をいかして、多くの情報を発信していきます!

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます
コメント投稿ありがとうございます。
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。

関連記事

交通事故における加害者の生活への影響は?責任や対応についても解説

この記事では、交通事故を引き起こしてしまった加害者の生活に与える影響や加害者が負う責任について解説しています。 交通事故を起こした場合のリスクを知ることができるほか、加害者になった場合の相談先などをまとめています。ぜひチェックしてみてください。

交通事故の加害者が無保険の場合はどう対応すればいい?リスクや対処方法を紹介

交通事故の加害者が無保険だった場合、どのように対処したらよいのかご存じでしょうか。この記事では、加害者が無保険だった場合のリスクや無保険で考えられるケース、対処方法などを紹介しています。ぜひこちらを参考にしてみてください。

酒気帯び運転・酒酔い運転の刑事罰と行政処分を解説!|運転者以外にも罰則・罰金

飲酒運転の厳罰化が進む一方で、飲酒運転に対する刑事罰や行政処分などに不安や疑問を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、飲酒運転の定義にはじまり、飲酒運転に対する刑事罰や行政処分、また逮捕後の流れなどを紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

自動車×自転車の接触事故で過失割合はどうなる?慰謝料についても解説

自動車×自転車の接触事故の場合、過失割合はどうなるのでしょうか。この記事では、自動車と自転車の接触事故における過失割合や慰謝料の相場についても詳しく解説しています。ご興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

交通事故を人身扱いにしない場合の被害者のリスク|切り替えるには

交通事故を人身扱いにしない場合、被害者にどんなリスクがあるかご存じでしょうか。この記事では人身扱いにしない場合に考えられるリスクや、加害者が人身扱いにしたくない理由などについて紹介します。人身事故に切り替えるかお悩みの人は、ぜひこの記事をチェックしてください。

交通事故の慰謝料の相場はどのくらい?ポイントや減額されるケースも

交通事故に遭ったとき、慰謝料の相場はいくらぐらいかご存知でしょうか。本記事では、交通事故の慰謝料の相場や、その種類、受け取るために注意すべき点などを紹介しています。交通事故の慰謝料について疑問や不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

示談金を詳細解説!計算方法や増額するためのポイントも紹介

交通事故の被害者に支払われる示談金がどのようなものかご存じでしょうか?この記事では、示談金の意味や慰謝料との違いなどの示談金の基本情報や示談金の内訳、計算方法、示談交渉の流れなどについて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

人身事故の罰金・罰則はどのくらい?点数についても詳しく説明!

人身事故を起こした場合、どのような罰則があるのでしょうか。この記事では、罰金や免許の違反点数など、人身事故の罰則について解説しています。万一の備えとして、人身事故を起こした際の罰金などについて知っておきたい方は、是非ご一読ください。

逸失利益について解説!計算方法や増額させるためのポイントも紹介

交通事故に遭った場合、逸失利益を請求できることをご存じでしょうか。この記事では、逸失利益の意味や種類、請求できる条件、計算方法、増額のポイントなどを紹介していきます。逸失利益について知りたいと思っている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

事故によるバイクの修理費はどのくらいもらえる?費用の相場も紹介!

事故でバイクが故障したときの修理費についてご存知でしょうか。本記事では、バイクの修理費がどれくらいもらえるのかといった、バイクの事故を起こしたときに知っておきたい情報を紹介しています。バイクの修理費について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

交通事故の手続き・知識の人気記事

よく読まれている記事